平成20年2月25日
『戸田建設東京職長会』設立趣意書
戸田建設株式会社東京支店
東京利友会
東京支店災害防止協力会
1.趣旨建設業は、日本の社会資本整備の担い手としての重責を果たしてきた。しかしながら、業界環境の悪化にも影響され業界の過当競争が続き、企業間や地域間の格差が増大している。選別淘汰の時代にあって、コスト競争力を備え、高品質・安全施工というニーズに応える確かな現場運営力の向上が、躍進のキーポイントとなっている。
現在、現場運営の向上を目指した活動の一つとして、職長認定制度や各現場で職長会を組織するなどしてきた。その中で、施工の要である職長の活動を一現場で終わらせるのではなく、職長の技術・技能向上、交流の場として充実した機能を持たせる組織の設立が、業界内の競争力を備えるために必要不可欠となった。
そこで、建設を支える中核として職長を位置付け、体系的に育成や能力向上を図ることで技術技能の伝承・施工管理の充実・円滑な現場運営に寄与することを目的に『戸田建設東京職長会』を設立することとした。
2.設立に至るまでの経緯 平成19年4月より一層の生産性の向上を図る」施策が全現場で展開され、その一環として戸田建設株式会社東京支店並びに東京利友会との合同部会が活動を開始し、支店・作業所・協力会社が一体となり、具体的かつ実効性のある組織に抜けての整備が進められた。そうした活動の中で、施工の要である職長の増強と能力向上が不可欠であるという認識のもと、基幹技能者の育成、優秀な職長の選定にあたり現行の認定制度の見直し検討がされ、認定された職長同士が活動を通して交流し、職長同士の研鑽、現場改善活動の水平展開および促進などを図る組織作りが求められた。また、大規模現場で行われている職長会の交流「職長会サミット」の拡大も検討された。
◎活動内容
(1)技術、安全衛生、品質、環境、生産性、などの向上に関すること
(2)勉強会の開催(基幹技能者育成、能力向上に関する研修会)
(3)現場見学の開催、他産業視察
(4)改善活動の活性化
(5)意見交換会
(6)その他